こもれび図書館ブログ

2015.04.02

(私的★新発見!)「山鹿は装飾古墳の宝庫」だったんですね!!

4月上旬から、
郷土資料コーナーの展示が「装飾古墳」についての展示に代わりました!





山鹿市立博物館からお借りした、土器も展示中!!

ちっちゃくってかわいい土器です★
左の丸い土器は、昔の水筒です。
思ったよりも軽くてびっくりしました!!




そうそう、
皆様、「山鹿は装飾古墳の宝庫」ってご存知でしたか??

かく言う私、司書Mも、
「そういえば『装飾古墳』ってなんだっけ??」程度の知識しか持ち合わせておらず、(お恥ずかしい限りです)
今回の展示にあたり、書籍を手に取ったり、山鹿市立博物館や装飾古墳館におじゃましたりと基礎の基礎から勉強しなおしております。

私が入門編として手に取ったのは、↓の3冊(と山鹿市立博物館のパンフレット)。

①『知識ゼロからの古墳入門』広瀬和雄(幻冬舎 2015.1)
②『まりこふんの古墳ブック』(山と渓谷社.2014.5)
③『古墳の歩き方』(扶桑社.2014.5)



『まりこふんの古墳ブック』『古墳の歩き方』の作者まりこふんさんは、古墳が好きで古墳の歌を歌う古墳シンガーをされている方です。
まりこふんさんの本は、古墳についてとてもわかりやすく、
そして古墳への愛をビシビシ感じます! オススメです!









さて、 書籍で古墳のことを勉強した後は、実際に山鹿市立博物館で「チブサン古墳」を見てきました。



赤色がすごく綺麗で鮮烈に印象に残る古墳です。



いつみても、私には鳥の顔に見えるのですが、女性の乳房に似ているから「チブサン古墳」。



でも、鳥の顔に見えて仕方ありません・・・。
「チブサン古墳」は、山鹿市立博物館の開館日の午前10時/午後2時に事前申込みで見学可能です!


山鹿市立博物館の入口には、「NHKみんなのうた『山鹿のピアノ』」(2014.10月~11月放送)でも知られているピアノが置いてあります。



大正時代に作られたというこのピアノ!
当時、木工職人の兄弟がスタンウェイのピアノに憧れて、見よう見まねで作ったというピアノです。
100年もの間、その時代時代を山鹿の人たちと生きてきたピアノは傷跡一つとっても様々な人の思いが刻まれています。






山鹿市立博物館の2階に上がると、不思議な資料が沢山並んでいます。

考古学好きには、
土器がいっぱいあって、ドキ土器どきが止まらない空間(笑)

個人的に印象深かったのは、ビアジョッキ型の土器!!



昔も今も、のん兵衛はいたようです(笑)
花見でいっぱいやってたんでしょうか?



↑馬の顔をした埴輪もつぶらな瞳がかわいかったですよ!
出土した際に取られた写真に添えられた言葉に思わず爆笑してしまいました!
なにが書いてあるかは、見に行ってのお楽しみです♪



知っている地名から、これだけ出土品がでていると、
自宅からもなにか出土しないかなぁと掘ってみたい衝動に駆られますね☆

身近にありすぎて、なかなか気づけなかった山鹿の魅力を再発見できるいい機会になりました!
これからは、もっとふるさと山鹿のことが気にってきそうです!

こもれび図書館へおこしの際は、
ぜひ郷土資料コーナー「山鹿の装飾古墳」の展示をご覧ください☆
おまちしております!

(写真画像提供:山鹿市立博物館  協力:山鹿市立博物館.山鹿市社会教育課文化係)