こもれび図書館ブログ

2020.10.01

鹿北図書室【 高木護展 】

 

「高木護」という人物をご存知でしょうか。
昨年10月に亡くなった、鹿北町出身詩人です。
一周忌を記念して鹿北図書室で展示をおこなっています。



つい最近の熊日夕刊(2020年9月4日)でも記事になりました。
※残念ながら山鹿市図書館では熊日の夕刊は所蔵していません。

「日本最後の放浪詩人」とも言われた高木護。
その名のとおり、各地を転々としては作品を残しています。
著作物も多くありますが、今では絶版となっているものが多く、
山鹿市立図書館の蔵書も数冊しかありません。
今回はその資料を集めて展示しています。




各地にファンも多く、県外から高木護氏の実家やゆかりの地を巡りにくるファンもいるそう。
長野県の女子大生は、高木護氏を卒論のテーマとしました。
本にもなっています。
📚『詩人高木護』青柳 瑞穂/著 📚
高木護氏を知る初めの1冊にはもってこいです。

鹿北町出身の作家「古川春秋」氏の作品や、
野口雨情」についても併せて展示をおこなっています。
野口雨情は岩野小学校の校歌を作詞しています。

    

文学にゆかりのある鹿北町。
地元の誇りを再発見するきっかけとなってもらえれば嬉しいです。