図書館だより

こんにちは。夏もいよいよ本番、強い日差しや熱気をやり過ごしつつ凌いでいる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

菊鹿図書室7月の展示のご紹介です。

メイン展示『アナタの夏の宿題たすけ隊！2022』

　カウンター前のメイン展示は、夏休みの宿題でお役立ちしそうな本を集めております。自由研究のテーマ決めや、内容について考える本、青少年読書感想文全国コンクール・西日本読書感想画コンクールの各課題図書などです。

　課題図書の対象学年ごとに、本の内容が書いてあるパンフレットも置いています。ご自由にご覧になって、ご参考ください。みなさまに、素敵な作品ができることを祈っております。

次の展示のご紹介です。（図書室入口付近）

絵本ミニ展示『くすのきしげのり』

今回特集した作家さんは、くすのきしげのりさん。教員時代の経験をフルに活かしたお話が、読んでいて共感できるものばかりです。

ご本人曰く、

「ぼくのお話について、『実際はそんなハッピーエンドはあらへん、もっと現実は厳しい』といったご意見を伺う事があるんですけど、それは、分かっています。でも、あえて、お話の上ではハッピーにしてあげてます。これらを読む子たちに、希望を与えてあげたいじゃないですか。本の中でまで、失望する必要はないんだから。｣

と、の事でした。そして挿絵については、

「お話の構想を練った時に、この作品にピッタリな絵ってなんやろ？と自分で挿絵画家さんを考えたり、編集さんに紹介していただいたりして、その都度色んな方に担当していただいております。」

との事で、あえて、挿絵画家さんは作品ごとに変えているそうです。そういったスタイルも、くすのき作品の魅力かもしれませんね。

最後にご紹介するのは、

季節の展示『うみのえほん』

夏といえば、やはり海、のイメージということで、海のお話を集めてみました。海って、楽しくて、ロマンがあって、キレイで、でも時には怖かったりする…。想像力がかきたてられる場所ですから、古今東西、色んな作家さんが題材として取り上げていますね。

あんずの丘は今、セミ達の大合唱の中、野球少年らが汗を流していて、とてもにぎやかです。そして時折、木漏れ日の中を涼しい風が吹いてきて、ひとときの間、爽やかな気持ちにさせてくれます。

反面、図書室内は静かで、涼しく快適です。気持ちのリフレッシュに、本などご覧になっていただいたりして、ゆったりとした空間を味わっていただけますと幸いです。

みなさまのお越しをお待ちしております。

(・ω・)ノ～I～