ひだまり図書館ブログ

2015.03.12

てんじのてんじ

 3月に入り、ひなまつりも終わりましたね!
ひだまり図書館に遊びに来てくれていた『かわいいおきゃくさま』も
帰っていかれましたよ~。

同じく3月3日は「耳の日」でもありましたね。
現在、ひだまり図書館では、障がいがある方もない方にも
みんなが楽しんでいただけるえほんのご紹介をしております。
点字つきのさわるえほんや布えほんの展示と貸出を行っております。

↓人気の絵本、「しろくまちゃんのほっとけーき」 ↓布えほん「だれのうち?」の
点字と隆起印刷をほどこして、目の不自由な方も  1ページです。
さわって楽しめるように作成されています。    布絵本ボランティアさんより寄贈
              


また、身近にある点字のご紹介としまして・・・。
調味料などに点字が表記してあるのをご存知でしたか~?
現物の展示もしております。ぜひ手にとってご覧ください。

~~ひだまり23号~~

2015.03.05

2月は逃げる。3月は去る。(館長)

 2月は逃げる。3月は去る。今年も6分の1が過ぎ、2014年度としては残すところ
1ヶ月になりました。山鹿市立図書館も年度末を迎え、本年度の反省と来年度に向けて
の課題を整理しています。

昨年11月30日にこもれび図書館がオープンし、ひだまり、こもれび、鹿北、菊鹿、鹿央
の2図書館、3図書室がネットでつながり、また移動図書館車のパソコンとも連動し、利用者の
皆様には利便性が格段に向上したと思っておりますがいかがでしょうか。

ネット社会の便利さを享受しながら、図書館も進化する時代ですが、情報化社会に対応しきれない
世代を含め、あらゆる世代に情報格差が起きないように努めなければと心するところです。
職員の反省と課題の中に、よりよい図書館を目指す基本は「利用者お一人お一人とのコミュニケー
ションである」との声が多々あり、そのことを大切にしていく姿勢が随所にみられたことは、今年
の目標であった「敷居の高くない、頼られる図書館になろう」へと、これから先さらに近づけるも
のと思っています。
また移動図書館車の巡回ステーションや、保育園、幼稚園、小学校訪問も来年度は増加することに
なりました。山鹿市で誕生した子供さんは、ブックスタートから本と親しみ、図書館を親しみある
価値ある施設としてずっと利用していただきたいと思います。

最後に、養老孟司著(日経BP 社刊)「日本人はどう死ぬべきか?」を紹介します。建築家隈研吾氏
との対談ですが、建築家に建造物を頼まれるときは通常出来るだけ古びないものを作るようにと頼ま
れるのだそうですが、東京農大の馬事公苑建設の折、古びる建物を造って欲しいといわれたことが、
建築家として目から鱗だったそうです。解剖学者養老氏との対談です。

2015.03.05

えみりんの司書日記(本屋大賞編)

みなさんこんにちは、
えみりんです。
 
3月の文学コーナーは
本屋大賞を展示しています。
 
2015年 本屋大賞候補は以下の10点です。
 『アイネクライネナハトムジーク』伊坂幸太郎(著)
『怒り』表紙 『怒り』 吉田修一(著)
『億男』表紙 『億男』川村元気(著)
『キャプテンサンダーボルト』阿部和重・伊坂幸太郎(著)
『サラバ!』西加奈子(著)
『鹿の王』 上橋菜穂子(著)
『土漠の花』 月村了衛(著)
『ハケンアニメ!』 辻村深月(著)
『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子(著)
『満願』 米澤穂信(著)
 
皆さんのおすすめはどの作品ですか?
私が気になっているのは
『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子(著)です。

この本を読んだ時、丁度NHKの「花子とアン」が放映中で
花子と蓮子の女性二人の生き方に注目が集まっている時期でした。
「大穴(ダイアナ)」という名前の女の子と、同級生の彩子。
私は、この二人の女の子の生き方に引き込まれ
あっという間に読んでしまいました。
 
でも、はずれ続きの私の予想・・・。
さてさてどの本が大賞をとりますか?
楽しみですね。
by えみりん